2013年の夏、私ら3人は静岡から京都へ2泊3日の旅行に来ていた。
あれは2日目の夜、二条城近くのホテルに泊まりホテルのレンタサイクルで京都御所へ。
当日大雨のあとで霧が出ていました。
時間はたしか21時半すぎだったかな。
野郎3人で京都御苑内を自転車で走り、京都御所に差し掛かった。
立派な門構えと美しき建造物。
ふと気づいたら友人Aが門の近くへ行った。
わたしら二人は立ち止まりAを待っていた。(塀から約7メートルは離れてた)
友人Aが何をしたのかいきなりブザーが鳴った。
ビィィィィ‼ビィィィィ‼ビィィィィ‼
『京都御所はみなさんの財産です。大切にしましょう‼』
という女性アナウンス(自動)が大音量で流れた。
と、同時に霧の向こうからうっすら赤色灯が・・
Bと私は混乱。Aはぼーぜんとしていました。
すると門から
『ゴルァ誰だぁ!!!』と大声で叫ぶ人が。
警察官だった。
嫌な予感は的中しており、霧のむこうから現れたのも真っ黒いパトカーだった。
経緯を説明し、該当者であるAは事情聴取&現場検証のため鳴ったときにいた門の前へ警察官数人に囲まれながら連れていかれた。
私らはただの連れということで警察官には誤解をとけた。
大学聴かれて身分証明書と持ち物を見せただけですんだ。
私「あの・・もしかしてただの京都府警察じゃないですよね?」
警『うん。そうだよ?』
私「まさか、皇宮・・・」
警『その通りだよ。詳しいね。』
ハァァァア・・・
やっぱり皇宮警察だった。
普通の警察黒塗りの長方形パトランプの車両に乗らないもんなぁ・・・
と初皇宮警察の職質に愕然。
一方、該当者Aは事なきを得て厳重注意だけですんだが半べそだった。
京都御所では赤外線センサーがあり、それに触れると大音量のブザーが鳴り警告するそうだ。
京都御所の塀や夜の門に設置しているらしく、修学旅行でも行かせないところだったらしい。
ブザーはよくなるらしいが周辺の注目を浴びることから京都府民は絶対やらないそうだ。
ちなみに夜だからキツく言ったそうだ。
塀にセンサーがあるわけは落書きなどがあるらしいので警戒しているとのこと。
幸い、事務所や警察署送りにはならずにすんだが、ホテルに帰ったあとAは呑気に「あまちゃん」を見ていて私らは呆れ返った・・・という話。
みなさんも気をつけましょう‼
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